TYO × 株式会社さくら研究所

iPSを基盤とした
化粧品 × クリニック 事業
企画提案書

iPS細胞培養上清液を核にした新ブランドの立ち上げから、その先のクリニック事業までの全体像をご提案します。

TYO × 株式会社さくら研究所 | 2026年9月 | v3.0 ドラフト | CONFIDENTIAL(社内検討用)

iPSを基盤に、3つの事業をひとつの顧客導線でつなぐ

化粧品で2つ、医療で1つ。土台はすべて、アイロムグループのiPS特許・原料・製造。

1

化粧品 ── B2C 自社ブランド

本体。新ブランドをゼロから立ち上げ、ブランディングし、拡大する。

2

化粧品 ── B2B OEM供給

全体設計。同じ原料で、他社ブランド向けに製品をOEM供給する。

3

クリニック ── 医療 iPS細胞をつくる

第2段階。患者ごとにiPS細胞を作製し、クリニックを通じて提供する。

1|自社ブランド

販路:自社EC/楽天/Amazon/TikTok → テレビ通販(ショップチャンネル・QVC)

商品:6SKU。入口 ¥1,980 から頂点 GRADE 10 ¥49,800 まで

役割:定期顧客とLINE CRMの基盤をつくり、3年で30億へ

2|OEM供給

相手:RIZAP/エステプロ・ラボ/たかの友梨/アデランス など、エステ・ボディ・ヘア領域

線引き:濃度グレード制度(GRADE 1〜10)と剤形で自社ブランドと衝突させない。GRADE 10 は当面自社のみ

順番:先に自社で「最も濃い」を出し、その実績で広げる

3|iPS細胞をつくる

領域:化粧品(薬機法)とは法律が違う。再生医療等安全性確保法のもとで別途設計

入口:化粧品で築いた顧客基盤とCRMを、クリニック事業の入口にする

位置:顧客階段の頂点。上位市場は約1,000万円まで実在する

基盤|アイロムグループ/ICELLEAP

iPS細胞関連の特許(褐色脂肪細胞上清液は2039年8月まで)・原料・芦別工場での製造・効能評価に使えるCRO/SMO機能。

ONE ID ── ひとつの顧客が、3つの事業をまたいで上がっていく

¥1,980

トライアル

1mL×7包。B2Cの入口

定期

ブースターセラム

定期 ¥13,200。B2Cの本丸

¥49,800

GRADE 10

プレステージセラム。B2Cの頂点

クリニック

iPS細胞サービス

医療。第2段階

B2B(OEM)は同じ原料を横に広げる。顧客階段は縦に上がる。どちらも、原料の供給元はひとつ。

化粧品で顧客基盤とCRMをつくり、クリニック事業の入口にする。

自社ブランドに投資する軸は、EC × AI × 商品 × 物流

OEM(B2B)ではなく、自社ブランド(B2C)に投資する。その軸が、売る場所・判断する頭脳・売るもの・届ける現場。この4つを、TYO × さくら研究所は2009年から17年、自分たちの手で揃えてきた。

EC ── 売る場所

自社EC・楽天・Amazon・Qoo10・TikTokを横断して運用。楽天総合リアルタイムランキング1位を3商品で獲得。楽天店舗を年商4億円まで育成(2025年に事業譲渡)。テレビ通販ベンダー13年。

AI ── 判断する頭脳

LINE中心のB2C AI CRM/ONE ID。「誰に・いつ・何を届けるか」をAIが判断する設計。モール運用・受注・在庫・LIVEのデータ集計をAIエージェントで日次運用。結果データをCRMに戻し、次の一手を学習させる。

商品 ── 売るもの

化粧品製造販売業・化粧品製造業・高度管理医療機器等販売業の許可を保有。企画・処方・OEM・輸入・薬事・サイト制作・撮影まで内製。テレビ通販13年の薬事実務で、表現の線引きを社内で判断できる。

物流 ── 届ける現場

八潮の自社物流センター(MFLP八潮・250坪)。自社開発のWMS・ERP・受注CRMをAWSで稼働。受注・ピッキング・梱包・配送・返品・化粧品加工・コールセンターまで一気通貫。コンタクトレンズ5年で300万個の出荷実績。

1位

楽天総合リアルタイムランキング

下地・ファンデーション・シャンプーの3商品で獲得

300億円+

テレビ通販ベンダー13年

担当ブランドの累計売上

5名

年商5億円を少数精鋭で

人数ではなく、システムとAIで回す

なぜ、EC × AI なのか

それは私たちの主張ではなく、世界が言っていること。McKinseyは2040年に向けて最も伸びる産業として、1位にEコマース、2位グループにAIを挙げている。

2040年、Eコマースは世界最大の成長産業になる

McKinsey Global Instituteは、技術の段階的変化・投資競争・巨大市場という条件を満たす18の産業を「次の競争アリーナ」として特定。18産業の合計売上は2040年に29〜48兆ドル、世界GDPの10〜16%に達すると推計しています。

2040年までに成長と市場シェアの変化が見込まれる18産業(McKinsey Global Instituteの推計をもとにしたグラフ)

図:2040年までに成長と市場シェアの変化が見込まれる18産業(McKinsey Global Institute「The next big arenas of competition」の推計値をもとに作成)

Eコマースの世界売上高:2022年 → 2040年推計
兆ドル。18アリーナ中、売上規模で最大
0 5 10 15 20 兆ドル 2022年:4兆ドル 2022年 4 2040年(下限):14兆ドル 2040年(下限) 14 2040年(上限):20兆ドル 2040年(上限) 20
3.5〜5倍

Eコマースの成長倍率

2022年4兆ドル → 2040年14〜20兆ドル(年率7〜9%)

1位

18産業中の売上規模

2位グループのAIソフトウェア&サービス(1.5〜4.6兆ドル)を大きく引き離す

同レポートは、Eコマースの成長ドライバーとして「オンライン浸透率の上昇余地」「食品・日用品のEC化」「ソーシャルコマース」「物流イノベーション」を挙げています。ECの成長は、そのまま物流の成長です。

出典:McKinsey Global Institute「The next big arenas of competition」(2024年10月)、ネットショップ担当者フォーラム「ECは未来のスピード成長産業で断トツ1位」(2025年5月1日)。※レポートの基準年は2022年。

1位がEコマース、2位がAI。私たちのキーワード EC × AI は、世界が指した成長産業そのもの。

日本のECは10年で2倍。それでも、まだ1割

経済産業省の最新調査(2024年)では、BtoC-EC市場は26兆1,225億円(前年比+5.1%)、物販系は15兆2,194億円。物販のEC化率は9.78%で、毎年着実に上昇しています。

日本のBtoC-EC市場規模
兆円、2014〜2024年(10年で2.04倍)
0 10 20 30 兆円 2014:12.8兆円 2014 12.8 2015:13.8兆円 2015 2016:15.1兆円 2016 2017:16.5兆円 2017 2018:18.0兆円 2018 2019:19.4兆円 2019 2020:19.3兆円 2020 2021:20.7兆円 2021 2022:22.7兆円 2022 2023:24.8兆円 2023 2024:26.1兆円 2024 26.1
データを表示
兆円
201412.8
201513.8
201615.1
201716.5
201818.0
201919.4
202019.3
202120.7
202222.7
202324.8
202426.1
物販系のEC化率
%、2014〜2024年(10年で+5.4ポイント)
0 3 6 9 12 % 2014 2014:4.37% 2015 2015:4.75% 2016 2016:5.43% 2017 2017:5.79% 2018 2018:6.22% 2019 2019:6.76% 2020 2020:8.08% 2021 2021:8.78% 2022 2022:9.13% 2023 2023:9.38% 2024 2024:9.78% 4.37% 9.78%
データを表示
%
20144.37
20154.75
20165.43
20175.79
20186.22
20196.76
20208.08
20218.78
20229.13
20239.38
20249.78
26.1兆円

BtoC-EC市場(2024年)

前年比+5.1%、10年で2.04倍

9.78%

物販EC化率(日本)

世界の小売EC比率20.5%の半分以下=伸びしろ

6.4兆ドル

世界の小売EC(2025年)

2028年に8.1兆ドルへ。越境ECは年率23%成長

出典:経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」(2025年8月26日)、eMarketer「Worldwide Retail Ecommerce Forecast」(2025年5月)、経済産業省報告書引用のExpert Market Research越境EC推計(2024年1.01兆ドル→2034年6.72兆ドル)。

日本のECは、まだ1割。これから伸びる市場に、自社ブランドを置く。

この考え方で、ブランド立ち上げから5年目に293.6億円 ── ユンスのやり方

Aiロボティクス(東証グロース 247A)は、2021年10月に生ビタミンC美容液「ユンス」を発売。ECとAIで売り、2026年3月期に売上293.6億円。IRが示すのは、毎期ほぼ2倍で成長する再現可能な型です。

Aiロボティクス 売上高の推移
億円、3月期。2027年3月期は会社予想(560〜600億円)
0 200 400 600 億円 2023年3月期:36億円 36 2023/3 2024年3月期:70.6億円 70.6 2024/3 2025年3月期:142.1億円 142.1 2025/3 2026年3月期:293.6億円 293.6 2026/3 2027年3月期 会社予想:560〜600億円 560 2027/3予想
データを表示
決算期売上高(億円)
2023年3月期36.0
2024年3月期70.6
2025年3月期142.1
2026年3月期293.6
2027年3月期(会社予想)560〜600
1本で130億

主力商品

生VC美白美容液 ¥3,960。累計650万個超

定期 17.4万名

顧客基盤

2026年3月末 174,920名。3年で3.2倍

1人 8.15億

組織生産性

36名で売上293.6億円、営業利益38.0億円

意味:商品を増やす前に、1つの勝ちSKUと定期基盤を作る

売上の柱はいまも1本の美容液。先に勝ちSKUと定期基盤を作り、その上に商品を増やした。

出典:Aiロボティクス株式会社 決算説明資料・有価証券報告書(2026年3月期)、同社IR。

3〜5年で、マーケティングはAIがやる。
そのとき強いのは、AIがつくれないもの

広告、コンテンツ、接客、ネット上の販売はAIが担い、誰でも同じ水準でできるようになる。差がつく場所が「売り方」から「売るもの」へ移る。

今日の勝ち方

EC × AI × 商品 × 物流

売る場所と、判断の速さで差がつく。私たちが17年で揃えてきた型。

3〜5年後の勝ち方

EC × AI × 商品 × 物流 × 医療

EC × AI は、どの会社にとっても前提になる。差は「AIがつくれないもの」── 原料、現場、医療に残る。

領域AIが担い、誰でも同じ水準になるそれでも残る強さ
広告・クリエイティブ生成・配信・最適化はAI。制作費とCPAの差が消える。語る中身。特許で守られた唯一無二の原料と、その物語。
接客・CRM一人ひとりへの応答と提案を、AIが24時間行う。自社の顧客データ。ひとつのIDに集まり、AIに学習させる材料が自分たちのものになる。
ネット上の販売AIエージェントが検索し、比較し、選んで買う。比較されても代替が出ない商品。供給元がひとつの原料。
情報・信頼レビューも説明もAIが要約し、言葉の差は消える。医師の診療とエビデンス。免許と法律で守られた医療の領域。
現場AIは物をつくれず、届けられず、施術もできない。物と人が動く場所。工場(芦別)・物流センター(八潮)・クリニック。

iPSを基盤とした化粧品 × クリニックは、この5つの「残る強さ」をすべて持つ。
売り方が平らになるほど、この差は大きくなる。

伸びた手順は真似できる。
原料の穴だけは埋められない

ユンスの5年を、商品設計・価格・販路・認知・ポートフォリオの順に分解する。

1

商品設計そのものを広告に

1mL個包装・開封後30秒。機能が語れる体験になった。

2

入口価格を¥1,980に固定

商品が変わっても獲得オファーを作り直さない。

3

ECと約1,000店舗を同時開店

ローンチ初日から、認知と売上を同時に作る。

4

タレントで認知を買う

CPA改善ではなく、棚を取れる「知名度」へ投資。

5

単品依存を2年で解消

美容家電・ヘアケアへ拡張し、主力比率を65.6%→44.4%へ。

OUR OPENING

彼らが持てないもの

全商品がOEM製造のファブレス。原料と処方の独自性は、構造的に外部依存にある。

売り方は手本にできる。
原料では負けない。

原料で負けず、外注費を利益に変えられる

ユンスとの違いは2つ。手本にするからこそ、構造上の違いを正確に把握する。

比較軸ユンス(Aiロボティクス)本企画(TYO × さくら研究所)
原料OEM各社から調達
独自性は外部依存
特許で守られたiPS褐色脂肪細胞上清液
製造ファブレス
都度OEMを選定
ICELLEAP芦別工場
OEMレシピ2,000件超
物流・CS外注自社物流(八潮・倉庫250坪)+自社CS
システム自社開発AI「SELL」自社WMS+ERP+受注CRM
薬事・運用社内テレビ通販13年の薬事実務+楽天1番店の運用力
営業利益率13.0%(2026/3期)目標18%

違い1|原料で負けない

特許は2039年8月まで。供給元が1つなら、後発は同じ物語を買えない。

違い2|外注費が利益になる

物流・CS・薬事を既存資産で回す。目標18%は、その差から逆算する。

6SKU ── 頂点に GRADE 10 を置く

顔に2階層、部位に3つ、入口に1つ。段階投入で利益を作る。

#SKU通常定期粗利率
01GRADE 10 プレステージセラム上清液10%以上・最高濃度¥49,800¥39,84084%
02ブースターセラムフェイス美容液・導入型¥16,500¥13,20082%
03アイ&ラッシュ セラム目もと・まつ毛¥8,800¥7,04088%
04スカルプ&ヘア セラム頭皮美容液¥13,200¥10,56082%
05ボディラインクリーム引き締め感・保湿ケア¥13,200¥10,56082%
06トライアル1mL×7包・個包装 通常 ¥1,980|定期 ─|粗利率 79%
GRADE 10
¥49,800
ブランド価値の証明

4つのチャネルを、B2C AI CRMでひとつにつなぐ

売上・認知・信頼の役割を分け、LINEマーケティングを中核に、1つの顧客IDでつなぐ。

1

知る ── TikTok

ショート動画とLIVE。使い方と原料の物語をコンテンツ化。

KPI:視聴→LP遷移率/LIVE時GMV

2

試す ── モール

楽天・Amazon・Qoo10で¥1,980。レビューと受賞で信頼を買う。

KPI:レビュー件数/カテゴリ順位

3

続く ── 公式 × LINE(B2C AI CRM)

定期=LTVの本丸。LINEで継続・再購入、GRADE 10へ引き上げる。解約予兆に先回り。

KPI:LINE友だち数/定期転換率/GRADE 10転換率

4

広がる ── テレビ通販

ショップチャンネル・QVC。ブランドの信用を、最も広い層へ。

KPI:放送回あたり売上/新規顧客数

LINE CRM / ONE ID

TikTokで認知、モールで購入、LINEで継続、公式で定期化、テレビ通販で広げる。CRMをLINEに集約し、CPAとLTVを改善する。

TYO × さくら研究所は、販売の前後を一気通貫で支える

受注・物流・CS・システム・薬事・制作・販促まで、運用を分断しない。

機能現在のトータルサービスTYO × さくら研究所の強み
物流物流業務代行
八潮の自社物流
在庫・出荷を自社で完結
受注受注代行
注文処理を標準化
モール・公式ECを横断対応
顧客対応コールセンター代行顧客の声をLINE CRMへ戻す
システムWMS・ERP連携/自社システム販売・在庫・受注を統合
EC・制作ネット運用・サイト制作・動画編集企画からコンテンツまで内製
販売・薬事販売支援・テレビ通販・薬事対応販路開拓と規制対応を両立

強み1|業務を分断しない

受注から出荷、CS、システムまで一社でつなぎ、運用ロスを減らす。

強み2|外注費を利益に変える

販売・制作・薬事も既存機能で支え、利益を社内に残す。

売る場所を増やしても、B2C AI CRMはひとつ

販売チャネル、SNS、LINE、LIVE、物流・CSを自社システムでつなぐ。

1

売る ── マルチEC

楽天・Amazon・Qoo10・公式ECを運用。

EC:複数モール/公式サイト

2

集める ── AI CRM

YouTube・Instagram・TikTokからLINE CRMへ。

CRM:友だち獲得/再購入・定期

3

伝える ── LIVE × 制作

公式LIVE・動画制作・情報発信を内製し、販売へつなぐ。

MEDIA:ライブコマース/動画・SNS

4

支える ── 自社基盤

WMS・ERP・受注CSと八潮物流を接続。

OPS:在庫・出荷/顧客対応

TYO × さくら研究所のネットビジネス全体図

図:楽天・Yahoo!・Qoo10・公式ECと、YouTube・Instagram・LINE・公式LIVE、八潮の自社物流を、自社システム(AWS)でつないでいる現在の姿

TYO TOTAL COMMERCE

売場・SNS・LINE・LIVE・物流・CSを一つにつなぎ、顧客接点と運用を内製する。

TYO × 株式会社さくら研究所

さくら研究所は、化粧品の分野において、商品企画、開発、製造、販売、物流、マーケティングまで、幅広いサービスを一気通貫で提供しています。

本提案の続き(原料・6SKU・販売チャネル・体制・3年計画)は、順次このページに追加します。